街の灯

文春文庫

北村 薫

2006年5月10日

文藝春秋

715円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

昭和七年、士族出身の上流家庭・花村家にやってきた女性運転手別宮みつ子。令嬢の英子はサッカレーの『虚栄の市』のヒロインにちなみ、彼女をベッキーさんと呼ぶ。新聞に載った変死事件の謎を解く「虚栄の市」、英子の兄を悩ませる暗号の謎「銀座八丁」、映写会上映中の同席者の死を推理する「街の灯」の三篇を収録。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(10

starstarstar
star
3.82

読みたい

9

未読

14

読書中

0

既読

129

未指定

122

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2017年08月02日

昭和初期の上流階級のお嬢様が主人公。 それだけで楽しい。 ミステリ部分は軽めかなと思ったけど、最後の『街の灯』はトリックそのものではなく、謎解き場面での登場人物のものの見方や行動の仕方にドキドキひた。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください