柔らかな頬 下
文春文庫
桐野 夏生
2004年12月7日
文藝春秋
737円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
野心家で強引な内海も、苦しみの渦中にあった。ガンで余命半年と宣告されたのだ。内海とカスミは、事件の関係者を訪ね歩く。残された時間のない内海は、真相とも妄想ともつかぬ夢を見始める。そして二人は、カスミの故郷に辿れ着いた。真実という名のゴールを追い続ける人間の強さと輝きを描き切った最高傑作。
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HONAMI
後半の構成の意図がわからん
上巻はテンポよく読みやすいんだけど下巻は夢と妄想部分が多くて、フィクションなのにさらにフィクション重ねてこられて物語は進まないし解決もしない。なにも分からないことはいいんだけど、下巻は結構な尺で妄想3種類もだらだら続いて、これ必要なんか?と思った。下巻はテンポ悪く同じ場所で足踏みしててつまんなかったな……。この長さでこの内容は、どうなん、と思った。
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