秋の花火

文春文庫

篠田 節子

2007年11月9日

文藝春秋

586円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

彼の抱えた悲しみが、今、私の皮膚に伝わり、体の奥深くに染み込んできたー。人生の秋を迎えた中年の男と女が、生と死を見すえつつ、深く静かに心を通わせる。閉塞した日常に訪れる転機を、繊細な筆致で描く短篇集。表題作のほか、「観覧車」「ソリスト」「灯油の尽きるとき」「戦争の鴨たち」を収録。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.5 2022年12月25日

5つの短編。趣きはどれも違ったもので著者の幅広い作風が味わえる。短編ながらも落ちがちゃんとあるから一つの作品を読みおえた感があり短編というのを忘れてしまう。

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