世に棲む日日 三

文春文庫

司馬 遼太郎

2003年4月10日

文藝春秋

715円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

狂躁の季節がきた。長州藩は既に過激派の高杉晋作をすら乗りこえ藩ぐるみで暴走をかさねてゆく。元冶元(1864)年七月に、京へ武力乱入し壊滅、八月には英仏米蘭の四カ国艦隊と戦い惨敗…そして反動がくる。幕府は長州征伐を決意し、その重圧で藩には佐幕政権が成立する。が、高杉は屈せず、密かに反撃の機会を窺っていた。

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みんなのレビュー (3)

たきひろ

(無題)

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3.5 2023年08月23日

高杉晋作を中心に倒幕運動を追い続ける第3巻。薩長の確執が徐々に出来上がる様がわかってくる。長州藩が朝敵にされて幕府側から迫られる。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年11月20日

前巻で松陰が刑死したので、本巻と最終巻は高杉のみに焦点を当てている。外国公使暗殺計画、御殿山焼打ち事件、御成橋事件、攘夷戦争、奇兵隊の創設、八・一八の政変、および長州藩における佐幕派(俗論党)の擡頭など。晋作、聞多、俊輔の三人組(三人党)の描写が面白すぎる。

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あめさと

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年07月10日

前巻で松陰が刑死したので、本巻と最終巻は高杉のみに焦点を当てている。外国公使暗殺計画、御殿山焼打ち事件、御成橋事件、攘夷戦争、奇兵隊の創設、八・一八の政変、および長州藩における佐幕派(俗論党)の擡頭など。晋作、聞多、俊輔の三人組(三人党)の描写が面白すぎる。

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