シティ・マラソンズ

文春文庫

三浦 しをん / あさの あつこ / 近藤 史恵

2013年3月8日

文藝春秋

693円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

社長命令で、突然ニューヨークシティマラソンに参加することになった安部広和。かつて家庭教師をしていた社長の娘・真結を監視しろというのだ。(「純白のライン」三浦しをん)ニューヨークで、東京で、パリで。彼らは、ふたたびスタートラインに立ったー。人気作家がアスリートのその後を描く、三つの都市を走る物語。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.6 2020年12月29日

3人の女性作家さんの短編。 読み終えると誰もが走りたくなる。ニューヨーク、東京、パリ。きっと人生観がまるで違うものになるのではないかと想像できる。自分がマラソンに挑戦できる体力なら是非にとも思うけど難しいから読書により想像させてもらえただけで満足。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2017年12月21日

p.38見知らぬ人に無条件で声援を送り、見知らぬ人から素直に食べ物やのみものを受け取る。相手がどんな人物かわからないのに、心を開いて。 p.45おれは努力の効果を信じてるやつにはあんまり興味がない。 努力してもかなわない事ってあるなと身をもって知ることから、初めて本当にスタートできるんじゃないのか。 p.77そんな甘いものやないやろ。若くない男が勝者になれるほど甘いスポーツじゃない。そんな優しい気まぐれをマラソンの神は決して起こさない。 p.118 茜に緋色に臙脂に世界は染まっていただろうか p.127本物の限界を、突破しようとして突破できない限界を人は必ず持っている p.142精悍(せいかん) p.203だからあなたもバレエという芸術の一部なのよ p.205矜恃(きょうじ)自分の能力を信じていだく誇り

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