悪の教典 上

文春文庫

貴志 祐介

2012年8月31日

文藝春秋

825円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れこんだときー。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。

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書店員レビュー(1)
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貴志祐介「悪の教典」

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0
2019年12月15日

みんなのレビュー (3)

taboke

(無題)

starstarstarstar 4.0 2020年01月08日

「黒い家」で苦手だった貴志祐介…すごい!の一言。映画もGood!

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ほうれんそう

やりたい放題やっちゃう楽しみ

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3.3 2019年01月07日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

とも

(無題)

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3.5 2018年01月28日

書名のイメージから、哲学的なメッセージを含む小説かなと、勝手に思っていましたが、この小説は、一言で言えば高校を舞台にサイコパスが繰り広げる大量殺戮もののようです。 サイコパスと犯罪を扱った小説としては、羊たちの沈黙が有名ですが、ではサイコパスってなんでしょうか。サイコパスは他者に愛着を持ちづらく、良心に乏しく、加えて攻撃的な人物と定義できるかと思います。これは先天的な脳障害で、異常なほど不安に対処する能力が働くためにそのような行動にでるものです。サイコパスは、罪悪感も後悔の念もなく、社会の規範を犯し、人の期待を裏切り、自分勝手に欲しいものを取り、好きなように振る舞います。従ってその多くは刑務所内に収監されてしまいます。 一方、サイコパスは異常ではありますが、いわゆる精神病ではないため、ほとんどの人々が通常の社会生活を営んでいます。一言で言えば性格異常と言って良いでしょう。 さて、不良生徒やモンスターペアレント、集団カンニングに、淫行教師などの問題を抱える東京都町田市の私立高校につとめる蓮実聖司は、有能で人気者だが裏では自分に都合の悪い人間を次々と殺害していくサイコパスであり、一部の生徒から疑われ始めていました。 蓮見が殺人を行う動機は自分の立ち位置が危うくなったとき、脅かされたときに、その原因を排除するために行います。例えば過去の殺人がバレそうになるというものから、自分より成績のいい人間が邪魔だからなんてトンデモなものまで様々です。「感情」というものが著しく欠如しているので、殺人という行為自体にはなんら躊躇や葛藤というものはありません。 いとも簡単に人を殺してしまうのです。    

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