世界の果て
文春文庫
中村 文則
2013年1月4日
文藝春秋
682円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
部屋に戻ると、見知らぬ犬が死んでいたー。「僕」は大きな犬の死体を自転車のカゴに詰め込み、犬を捨てる場所を求めて夜の街をさまよい歩く(「世界の果て」)。奇妙な状況におかれた、どこか「まともでない」人たち。彼らは自分自身の歪みと、どのように付き合っていくのか。ほの暗いユーモアも交えた、著者初の短篇集。
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相変わらずの暗さ
短編集なのでこの暗さについて行ける。笑 今まで読んだ彼の作品の中では、一番幻想的。つげ義春を思い出す。
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