
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
文春文庫
村上 春樹
2015年12月4日
文藝春秋
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
多崎つくるは、鉄道の駅をつくるのが仕事。 名古屋での高校時代、4人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、4人から絶縁を申し渡された。 何の理由も告げられずに……。 死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか、真相を探るべく一歩を踏み出し、旅に出るーー。
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Readeeユーザー
素晴らしい
なぜあれほどまでに完璧であった5人の結束がある日くずれ、4人から絶縁されるまでになったのか。その真相から紐解かれる、色彩を持たない田崎つくるの死と回生の物語。 自分はどのような価値を持っているのか、鋭い内省と著者の言葉を失った死人への洞察から得る喪失感がひしひしと伝わってくる、また、さらにそれに対して私たちは、どう抗い生きていかなければいけないかを表現した至高の傑作。
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