永い言い訳
文春文庫
西川 美和
2016年8月4日
文藝春秋
748円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。悲劇の主人公を装うことしかできない幸夫は、妻の親友の夫・陽一に、子供たちの世話を申し出た。妻を亡くした男と、母を亡くした子供たち。その不思議な出会いから、「新しい家族」の物語が動きはじめる。
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(無題)
-- 2019年09月24日
「自分を大事に思ってくれる人を、簡単に手放しちゃいけない。みくびったり、おとしめたりしちゃいけない。そうしないと、愛していいひとが、誰も居ない人生になる。簡単に離れるわけないと思ってても、離れる時は一瞬だ。」 「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくはない。別の人を代わりにまた愛せばいいというわけでもない。色んな人の出会いや共生は、喪失を癒し、用事を増やし、新たな希望や、再生への力を与えてくれる。」 今の私に突き刺さる言葉でした。 特に2つめ。 やはり、今目の前にある愛を、大事にしないとなと。 今日完読したのもある意味、意味があるのかも。 お誕生日おめでとう。
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tokage09
「永い」が心にささる
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