永い言い訳

文春文庫

西川 美和

2016年8月4日

文藝春秋

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

妻が死んでも泣けない男のラブストーリー。映画化話題作 予期せず家族を失った者たちは、どのように人生を取り戻すのかーー。人を愛することの「素晴らしさと歯がゆさ」を描ききった物語。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(48

starstarstar
star
3.79

読みたい

269

未読

42

読書中

3

既読

282

未指定

210

書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

長江貴士

書店員

西川美和「永い言い訳」

--
0
2019年12月19日

みんなのレビュー (3)

tokage09

「永い」が心にささる

starstarstar
star
3.2 2020年08月17日

このレビューはネタバレ要素を含みます全て見る

Readeeユーザー

(無題)

starstarstarstar 4.0 2020年04月18日

複数の視点で語られ文章は読みやすく、結構好き。『ゆれる』も良かったから相性はいいみたい。映像化もされていてキャスティングも頭に入れて読んだからスラスラと読了。子役がキーになるお話だから映像でも確認したくなった。突然妻に先立たれた状況の幸夫の心情が何故か少し理解できる自分がいる。憎めない。読了後に何とも言えない余韻が残る。

全部を表示

Readeeユーザー

(無題)

-- 2019年09月24日

「自分を大事に思ってくれる人を、簡単に手放しちゃいけない。みくびったり、おとしめたりしちゃいけない。そうしないと、愛していいひとが、誰も居ない人生になる。簡単に離れるわけないと思ってても、離れる時は一瞬だ。」 「愛するべき日々に愛することを怠ったことの、代償は小さくはない。別の人を代わりにまた愛せばいいというわけでもない。色んな人の出会いや共生は、喪失を癒し、用事を増やし、新たな希望や、再生への力を与えてくれる。」 今の私に突き刺さる言葉でした。 特に2つめ。 やはり、今目の前にある愛を、大事にしないとなと。 今日完読したのもある意味、意味があるのかも。 お誕生日おめでとう。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください