頼みある仲の酒宴かな 縮尻鏡三郎

文春文庫

佐藤 雅美

2016年9月2日

文藝春秋

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

日本橋・白木屋の土地は自分のものだと、老婆が鏡三郎に訴え出た。とはいえ証拠の書類は焼失したという。だが、背後には怪しい浪人が軍師として付いている様子だ。その浪人、柴田帯刀は凄腕の剣の遣い手のうえ、やけに金回りもいい。果たして柴田の正体は、そして白木屋の土地は本当に老婆のものなのか?人気シリーズ第8弾。

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