平蔵狩り

文春文庫

逢坂 剛

2016年12月1日

文藝春秋

935円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

人前には自らの顔を決して見せない火付盗賊改の頭領、長谷川平蔵。オランダ渡りの秘薬の謎を探り、盗賊を率いる父娘を追う。ある日、自分の父であるという“本所のへいぞう”が訪ね、京から若い女絵師が下って来た…。ハードボイルドの調べに乗せて描く、逢坂版平蔵シリーズ第二弾!吉川英治文学賞受賞作。

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ケムケム

テレビドラマとは違う長谷川平蔵 読者によって好き嫌いがあるだろう

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3.5 2022年09月06日

 表紙買いしてしまった。カバーは縮みの入った紙(何という種類の紙だろう?)で、手触りが良く凝っている。   池波正太郎の「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵を先に読んだ読者は少し驚くだろう。なぜなら、この作品の平蔵はブラックなのだ。清濁合わせ飲むなどというレベルではない。押収した麻薬を懐に入れるし、自分の立場を守るために、部下に殺しをさせる。

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