長いお別れ

文春文庫

中島 京子

2018年3月9日

文藝春秋

726円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

かつて中学の校長だった東昇平はある日、同窓会に辿り着けず、自宅に戻ってくる。認知症だと診断された彼は、迷い込んだ遊園地で出会った幼い姉妹の相手をしたり、入れ歯を次々と失くしたり。妻と3人の娘を予測不能なアクシデントに巻き込みながら、病気は少しずつ進行していく。あたたかくて切ない、家族の物語。中央公論文芸賞、日本医療小説大賞、W受賞作。

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みんなのレビュー (4)

福田定一

(無題)

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3.4 2021年08月19日

誰の人ごとにもならない主題だと思います。 自分の祖父母や両親、若しくは自分自身に置き換えて考えることができます。

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Readeeユーザー

(無題)

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4.6 2019年07月31日

明日は我が身にもありうること。 両親との付き合いかたを考えさせられた。

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Readeeユーザー

(無題)

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4.3 2019年06月20日

認知症を患う父親の介護に関わる家族の葛藤をコミカルに描かれている。認知症になるという可能性が高まっていてみんな他人事ではなくなっている昨今、笑いながらも我が身に置き換えてよんでしまった。家族構成や経済的環境、色々なことを考えると全く同じ立場の人はいない。QOLも十人十色。近い将来に両親の介護も覚悟しないといけないかもと色々考えながら読了。 映像化されてるからいつか観ようかな。

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Readeeユーザー

感想

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3.2 2019年01月23日

認知症というものを、そのまま物語にしている。 特に、深くささるものがない。

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