さよなら、ニルヴァーナ
文春文庫
窪 美澄
2018年5月10日
文藝春秋
880円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
14歳の時に女児を殺害し、身を隠すように暮らす元「少年A」。少年に惹かれ、どこかにいるはずの彼を探す少女。その少女に亡き娘の姿を重ねる被害者の母親。そして環の外から彼らを見つめる作家志望の女性。運命に導かれるように絡み合う4人の人生は思いがけない結末へ。人間の深奥に切り込む著者渾身の物語。
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(無題)
途中気分が悪くなりかけながらも、、読む手が止まらなかった。人生にはどうしようもないようなことが故意にしろそうじゃないにしろ降りかかってきて、それでも生きていかないといけない大きな苦しみが伝わった。 なんていうか、衝撃ってかんじではなかったかな…結局事象がカチッとはまらないことが自分には合わないんだと思う。いろんな伏線を残すのがこの作品の魅力なんだろうけど。
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