長城のかげ

文春文庫

宮城谷 昌光

2022年1月4日

文藝春秋

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

覇者・劉邦の影で いのちを燃やした五人。 秦の絶頂と崩壊から 漢の始まりまでーー 戦い、逃げ、生き抜いた男達を描く。 「王になりたいのさ」。 秦の勃興期、小家の青年・劉邦は 幼なじみにうそぶく。 農作業を手伝わず、口八丁の男は やがて挙兵し、たびたび敗れながら、 ついに垓下の戦いで項羽をくだす。 漢王朝の始祖を、 彼と共に動く影のように生きた五人ーー 季布(項羽の将)、盧綰(幼なじみ)、 陸賈(儒者)、劉肥(息子)、叔孫通(漢の儒者の宗家)ら 同時代人の目で描く、 長篇のような読み応えの傑作連作短篇集。 解説・湯川豊。 目次: 逃げる 長城のかげ 石径の果て 風の消長 満天の星

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstarstar 4

読みたい

0

未読

2

読書中

0

既読

8

未指定

14

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください