開封死踊演武(白虎篇)
中国歴史活劇
Tokuma novels
藤水名子
1993年2月28日
徳間書店
817円(税込)
小説・エッセイ / 新書
時は北宋・徽宗の治世。腰抜けばかりの役人に業を煮やした開封府の鬼教頭こと武術師範の毛範泰は、腕の立つ市井の者を集めて、表沙汰にできない事件にあたらせる。集まってきたのは何れ劣らぬ曲者揃い。劇団「芙蓉棚」の看板女優にして武芸十八般に通じる美貌の劉蘭姫。ド派手な錦袍に身を包んだ二刀流の伊達男・虎郎将。剛波昇竜拳を極めた無口な美青年・伏之竜。そして四尺余の禅杖をふるう怪力破戒僧・玄敢…。都・開封にうごめく陰謀に、彼らの必殺技が火花を散らす。大型新人女流、会心の中国歴史活劇第2弾。
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