殺人者は夜霧に棲む

徳間文庫

菊村到

1991年1月1日

徳間書店

512円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

元シナリオライターの比留間悟は現在翻訳を生業としている。妻とは別れたが、17歳になる娘の由利とは月一回会っている。その由利にかつての仕事仲間だった映画監督の岡山から、由利の映画出演を申し込まれたが、娘と相談の上断った。そんなある日、突然由利が失踪する。同じ頃、岡山も音信不通となった。二人の失踪は無関係ではないと思い、捜索を始めた比留間の前に次々と意外な事実が…。傑作長篇推理。

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