彫辰捕物帖(6)
徳間文庫
梶山季之
1990年3月1日
徳間書店
533円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
江戸中期、中川因幡守の仲間と夜鷹が交媾中、何者かに槍で突き殺されるという事件があった。江戸で評判の彫師・辰之助は事件後、仕事の依頼を受けてその屋敷へ連れて行かれ、因幡守の一人娘から、腰元の豊に不義密通の罰として刺青をして欲しいと頼まれる。彫辰は痛めつけると見せかけて、得意の肉針で豊を狂喜させる…(「妙姫の謎」)。他3篇を収めた傑作時代推理シリーズ完結篇。
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