月神祭

古代インド怪異譚

Tokuma novels

夢枕獏

2010年4月30日

徳間書店

1,100円(税込)

小説・エッセイ / 新書

ほんにまあ、困ったものでございますなあ。世の中には、わざわざ飢えた魔の顎へ首を突っ込みたがるような輩が、本当にいるのでございますよ。我が殿アーモンさまも、そのおひとりでしてな。虎が人喰いをしたと聴けば、ふらりとお独りでそこへお出かけになるし、いつぞや、ナーガの森にさらされた沙門の首のあやかしとご対決あそばされた時などは、寿命の縮む思いをいたしました。かような所業も、全ては退屈から始まったこと。今回は人語を解する狼の話にいたく興味をもたれ、シヴァ神が舞い降りるというムリカンダ山へ出掛けたのでございます。そこは、月の種族が棲む地だと、人は怯えているのですが…。九十九乱蔵の原型キャラ、アーモンの活躍を描く『妖樹・あやかしのき』『月の王』の二冊を再編集。寺田克也イラストで、鮮やかに大復活。

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