通夜女

文芸書

大山淳子

2019年10月31日

徳間書店

1,760円(税込)

小説・エッセイ

小夜子24歳。 無職。 趣味は通夜へ行くこと。 葬儀場で人生が変わる! ◆通夜女3カ条◆ ・通夜の空間を演出し、遺族を慰める。 ・焼香を済ませ、  通夜ぶるまいを食べたらそっと消える。 ・通夜女が現れると葬儀社が儲かるらしい。 就職活動に失敗し、心がぽっきり折れた小夜子は、 ふらりと通夜に立ち寄る。 会場には香の匂いとお経、木魚のリズム、 そしてすすり泣く声がーー。 そこには奇妙な老婆がいた。 通夜を渡り歩き、遺族を慰める「通夜女(つやめ)」 だと彼女は名乗る。 さまざまな葬儀を通夜女と訪れるうちに、 小夜子の心に変化が訪れる。 【目次】 香とイクラ ならず者 矢印に導かれて 五千円 ほくろの婆さん 骨壺プリン 通夜レディ なま土下座 ポケットティッシュ 太陽 ごめんで済むなら 卒業 六年後 犬

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(10

starstarstar
star
3.45

読みたい

10

未読

5

読書中

0

既読

52

未指定

38

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください