神々の賭け
徳間文庫
南原幹雄
1996年1月15日
徳間書店
683円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
八代将軍吉宗の息女・桜姫を拉致せよ。尾張徳川家の土居下同心・岡崎一平太らに、前代未聞の密命が下った。土居下同心とは、藩士との交際も禁じられ、ひたすら藩主の危急に備える非常の者をいう。世は倹約・緊縮財政が声高に叫ばれ、反感をあらわにする尾張・宗春と吉宗の確執は、極限に達していた。一平太らは、植木屋の徒弟、奥医師、お女中に変装し、江戸城大奥を目指すが…。
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