幻の墓
徳間文庫
森村誠一
1997年1月15日
徳間書店
641円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
名城健作、美馬慶一郎は東都大学の山岳部仲間で、二人の実力は抜きん出ていた。奇しくも、名城、美馬の父親が二カ月の間に、あいついで事故死した。名城と美馬は、その死因に疑問を持ち、父親の勤務していた会社に“交換入社”して真相を探った。そして、二人の青春の想い出でもあり絆でもあった北アルプスに、疑惑人物を誘い、口を割らせるー。高度成長期の企業隠蔽工作を鋭く暴く長篇社会派サスペンス。
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