突破者の本音

天皇・転向・歴史・組織

徳間文庫

宮崎学(評論家) / 鈴木邦男

2001年11月30日

徳間書店

565円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

かたや日共ゲバルト隊長、こなた右翼のエリート学生。大学生当時、早大闘争で流血の邂逅を遂げた2人の闘士が30年の時を超え、今、再び相まみえることに!かつて左翼・右翼の洗礼を浴びた両者が、その立場を超越した視点から、「天皇制の是非」「裏切りと転向の狭間」「正義と不正義の正体」「歴史の嘘と真実」「日本政治の現状」など諸々の論点を縦横無尽、手加減なしのガチンコ闘論。

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とーちゃんの記憶装置

右翼も左翼もあまり分からない

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2.6 2024年05月02日

親父の世代がどんなものだったのか、親父からはあまり見えてこない時代の荒波が感じられた作品。右翼も左翼もあまり分からない、天皇制の有無なんて個人レベルではどうでもいい。だけど、反政府的なものに興味をもち、ピストルズを聞いたり歌ったりしてきた。20代は。。。40代になるとまた感じ方が変わった。今を一生懸命生きることが未来を作ることにつながる。血沸き肉躍る昂奮の作品です。 早大闘争で対立した日共ゲバルト隊長と右翼のエリート学生が30年ぶりに再会。かつて左翼・右翼の立場から戦った二人が、今は立場を超えて、天皇制、裏切りと転向、正義と不正義、歴史の嘘と真実、日本政治の現状など、様々な論点をガチンコで議論する。

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