六文銭の穴の穴

穴屋でございます

徳間文庫

風野真知雄

2018年3月7日

徳間書店

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

“どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ”という珍商売「穴屋」佐平次。ある日、高橋荘右衛門と名乗る武士が訪ねてきた。吉原の花魁に入れあげた信州上田藩主・松平忠学を諌めるため、相合傘に穴を開けてほしいという。依頼は無事成功したが、再び荘右衛門がやってくる。幕府大目付の早坂主水之介が、先祖が真田家に打ち負かされたことを逆恨みしているという…。

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