ただ一人の幻影

徳間文庫

森村誠一

2024年3月8日

徳間書店

902円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

定年後にデビューし人気作家となった宮越には、胸に仕舞った青春の記憶があった。田舎の花火大会。河原で出会った少女と名乗り合いもせず、寄り添って天空に咲く大輪を見ながら話した思い出である。彼のもとにその女性の娘から手紙が届く。やがて宮越は、追憶の少女が夫を殺し、服役中に獄死したと聞かされる(「遠い夏」)。一期一会の男女の出会いから謎が立ちのぼる、極上の叙情推理八篇。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください