いま沖縄をかんがえる

戦跡と基地の島

岩崎少年文庫

丸木政臣

1989年4月1日

岩崎書店

1,388円(税込)

絵本・児童書・図鑑

太平洋戦争中、日本で唯一の米軍との地上戦がおこなわれた沖縄。県民15万人の生命が奪われ、沖縄は本土の“捨て石”にされました。軍隊が決して人びとの生命を守るものでないことも知らされました。戦争の傷を知らせる戦跡はいまも残っています。その沖縄にある米軍基地は日本全体の75パーセントを占めていて、米軍の演習は人びとの生活をおびやかしています。よく「沖縄から見ると日本がよく見える」といわれます。沖縄をかんがえることは日本の平和をかんがえることに通じているのです。

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