チャールズ・バベッジ

コンピュータ時代の開拓者

オックスフォード科学の肖像

オーウェン・ギンガリッチ / ブルース・コリアー

2009年6月30日

大月書店

2,200円(税込)

人文・思想・社会

バベッジ以上に科学と機械工学のあいだの溝を狭めた人はいない。バベッジが夢見たときから約100年を経て開発された20世紀のコンピュータ。直接影響を与えていないにもかかわらず、なぜバベッジは「コンピュータの父」と呼ばれるのか。19世紀、保守的なイギリス科学界と絶えず衝突しながらも、つねに科学を社会に役立てようとしたバベッジの評伝。

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