
酒狩りの民族誌
ポスト植民地状況を生きるアボリジニ
平野智佳子
2023年2月20日
御茶の水書房
8,800円(税込)
人文・思想・社会
「酒は白人の毒だ」飲酒行為をめぐる文化人類学。酒によって失われた先住民アボリジニの文化と社会。厳しい飲酒規制がしかれる町の一角で、祖先から受け継がれた物語をキャンパスに描きながら、当たり前のように酒を飲んでいるアボリジニの人びと。「危機」に直面しているといわれているアボリジニ社会の、この「危機らしからぬ」現状を、私たちはどう理解することができるのだろうか。 酒狩りの民族誌 --ポスト植民地状況を生きるアボリジニーー 目次 序章 フィールドでの問い 問題の所在 調査について 本書の構成 第1部 アボリジニとポスト植民地状況 第1章 飲酒政策をめぐるアボリジニの分断 第2章 中央砂漠におけるアボリジニと入植者の関係 第2部 アナングと酒の歴史的展開 第3章 中央砂漠の住民、アナング 第4章 酒の扱い方の変遷 第3部 酒狩りとアナング・ウェイ 第5章 酒の購入資金を稼ぐ 第6章 酒を獲得する 第7章 酒を分配する 第8章 関係を修復する 終章 飲酒の是非をめぐるせめぎ合い 折り合いをつけるための工夫 ポスト植民地状況を生きる
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