最後の御所忍者(しのび)
秘香・蘭奢待
二本木由夫
2007年1月15日
文芸社
1,760円(税込)
小説・エッセイ
奈良・正倉院に納められている幻の香木、蘭奢待。天下人のみに与えられるという秘香を、春日局が朝廷に要求したことから、幕府と朝廷の駆け引きが始まる。朝廷を守る「御所忍び」である次丸は忍術・剣術に優れ、多くの任務をこなしながらも時代の流れに翻弄されていく…。江戸時代、三代将軍徳川家光の世に、幻の香木をめぐって繰り広げられる幕府と朝廷、諸大名の陰謀。
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