製造業プラットフォーム戦略

小宮 昌人

2021年9月18日

日経BP

2,200円(税込)

科学・技術

製品ではなく、技術力を売れ! 日本のものづくりが復活するための処方箋を、ケースに基づき解説! 日本のものづくりが苦戦している。 新興国メーカーの台頭により、日本製品の国際競争力が低下。 また、最終製品の販売からサービス・シェア化、ソリューション化に競争軸が移るなか、 その変化に対応できていない企業がまだまだ多いのが現状だ。 本書では、日本の製造業がその強みを活かしつつ グローバルで競争力を発揮していくためのアプローチとして、 「ものづくりプラットフォーム戦略」を提示する。 これは、製品・サービスのみで勝負するのではなく、 ものづくりで培った技術・ノウハウを、 他社のものづくり企業を支えるプラットフォームとして展開していく 新たなビジネスモデルである。 デジタルツインを活用した製造ライン 「巧」の技術力を提供する熟練工IoT 外部企業を接続する「デジタルケイレツ」…… 先進企業は単なる「モノ売り」から脱し、新たな企業体へと変革を遂げている。 本書は、現場をよく知るコンサルタントが、先端企業の取り組みを使いながら、 収益を上げるための方法を解説する。 【本書で紹介する先端事例】 1 製品設計力・コア部品技術を売る =コンセプト・モジュールメーカー:トヨタ、ソニー、パナソニック 2 生産技術力を売る =ものづくり教育・コンサル:デンソー =ラインビルダー:日立製作所 3 ケイレツ・サプライチェーン =デジタルケイレツ:コニカミノルタ =生産シェアリングプラットフォーム:日本特殊陶業 4 工程/現場・業務ノウハウを売る =工程プラットフォーマー:武蔵精密工業、HILLTOP 5 製造能力を売る コンサル型EMS:VAIO インキュベーション型ものづくりプラットフォーム:浜野製作所 第1章 日本の製造業は、世界のロールモデルではなくなった 第2章 インダストリー4.0とデジタルツイン革命がもたらすもの 第3章 デジタル化で起こる製造業の地殻変動 第4章 パターン1:製品設計力・コア部品技術を売る 第5章 パターン2:生産技術力を売る 第6章 パターン3:ネットワークとケイレツノウハウを売る 第7章 パターン4:工程・現場の熟練ノウハウ・技術を売る 第8章 パターン5:製造能力を売る 第9章 アクション1:新規ソリューションを生み出す企業・組織になる

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