巨大債務危機を理解する

レイ・ダリオ / 伴百江

2022年12月20日

日経BP 日本経済新聞出版

5,280円(税込)

ビジネス・経済・就職

世界恐慌、リーマン・ショック、欧州債務危機…… 市場を揺るがす債務危機や金融危機は、なぜ起きるのか? 過去100年のデータをもとに、巨大債務危機を勝ち抜く《原則》を明かす 世界最大のヘッジファンド、ブリッジウォーター・アソシエイツ創業者にして、2008年の金融危機を予見した伝説の投資家レイ・ダリオ。世界的ベストセラーとなった著書『PRINCIPLES』では、「世の中では同じことが何度も何度も繰り返し起こる」と説き、そのパターンと因果関係を理解すれば効果的に対応するための《原則》を学べると唱えた。 本書は彼の哲学を債務危機や金融危機に適用し、危機が起きるパターンと因果関係を過去100年間、48のケーススタディーから徹底研究。今後の危機を未然に防ぎ、発生した危機を乗り越えることを目的に、彼が研究した「テンプレート(枠組み)」を3部構成で解説する。 歴史上、何度も繰り返されてきた債務危機や金融危機は、いかなるサイクルで起きるのか。危機が生じるパターンと危機の背後にある因果関係を正しく理解することで、私たちは来るべき危機に備えることができる。金融危機を勝ち抜いたレイ・ダリオが、投資家、政府関係者、債務危機に関心をもつすべての人に向けて書いた、市場と経済を理解するための最高の1冊。 【本書への賛辞】 「債務危機と必要な政策対応に関する革新的研究」 ーーベン・バーナンキ(元FRB議長、ノーベル経済学賞受賞者) 「次の金融危機を乗り越えるための必読書」 ーーローレンス・サマーズ(第71代米財務長官) 「世界最高の投資家による素晴らしい1冊」 ーーヘンリー・ポールソン(第74代米財務長官) 「金融危機の歴史を描いた傑作」 ーーティモシー・ガイトナー(第75代米財務長官) 序章 第1部 大規模な債務サイクルの原型  大規模な債務サイクルの原型 典型的なデフレ下の債務サイクルの各段階 インフレ下の不況と通貨危機 典型的なインフレ下の債務サイクルの各段階 一時的なインフレ下の不況からハイパーインフレへのスパイラル 戦時下の経済 まとめ 第2部 詳細なケーススタディー ドイツの債務危機とハイパーインフレ(1918〜1924年) 米国の債務危機とその対応(1928〜1937年) 米国の金融危機とその対応(2007〜2011年) 第3部 48のケーススタディー 48の債務危機 主として自国通貨債務危機(デフレ下のデレバレッジ) 主として非自国通貨債務危機(インフレ下のデレバレッジ) 付録:マクロプルーデンス政策 経済用語集

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