
スペース金融道
宮内 悠介
2016年8月29日
河出書房新社
1,760円(税込)
小説・エッセイ
人類が最初に移住に成功した太陽系外の星ー通称、二番街。ぼくは新生金融の二番街支社に所属する債権回収担当者で、大手があまり相手にしないアンドロイドが主なお客だ。直属の上司はユーセフ。この男、普段はいい加減で最悪なのに、たまに大得点をあげて挽回する。貧乏クジを引かされるのは、いつだってぼくだ。「だめです!そんなことをしたら惑星そのものが破綻します!」「それがどうした?おれたちの仕事は取り立てだ。それ以外のことなどどうでもいい」取り立て屋コンビが駆ける!新本格SFコメディ誕生。
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chiho10
本格SF金融コメディ
金貸しコンビが宇宙の何処の何であろうと、とにかく貸した金を取り立てに行くという設定が既に面白いが、なにより、金融工学や物理学など小難しい論理も絡めた本格SFでありながら、企業理念や宗教など、いかにも俗な、人間くさいワードが出てくる辺りが皮肉が利いていて思わずクスリと笑ってしまう。 読後感もよく、SF好きには是非読んで欲しいです。
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