史上最強の哲学入門
河出文庫
飲茶
2015年11月6日
河出書房新社
814円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
真理に殉じた最強の論客ソクラテス、近代哲学の偉大なる父デカルト、神を殺した狂気の超人ニーチェ…強者の論を踏み台に、さらなる強者が出現する。そう、哲学の歴史はまさに闘い!!偉大なる哲学者たちが繰り広げてきた、頭脳と頭脳の闘いの歴史を、驚異的な噛み砕き方でわかりやすく紹介。最強の哲学入門書、降臨!!
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(無題)
有名人の思考サマリを一誌にまとめた。 プロタゴラス:相対主義「その中事実なんて人、国それぞれさ」「人間は万物の尺度である」 ソクラテス:無知の地 「相対主義を具体的に分析して、それは何?を繰り返し、真理を見つける。わからなければ、それは無知のまま利用した思考である。これが無知の知」「知らないことをメタ認知する、ことが無知の知ではない」「豆知識:若者を失望させた罪で処刑されてる」 デカルト:方法的懐疑 「我思う故に我あり」「x,y座標の発明者」「公理を知ることで相対主義を共通理解に導ける。それにはあらゆるものを疑う必要がある」「あらゆるものを疑うと全てが真実ではなくなる。でも【疑ってる私】は紛れもない真実である。」 ヒューム:懐疑論「そもそも我とは何?様々な知覚の集まりに過ぎない。結局は知覚が継続されて生じた懐疑的感覚に過ぎない」「タブーだった神の存在を懐疑する」「【人間は不完全なのになぜ完全な存在の神を知っている?それは神は敬遠に由来しない存在だからだ】という非合理的概念、想像の産物にNOを言った初めての人物」「火=熱いは経験から来る因果関係で、横にいる妖精がそうさせている可能性もある。真偽の因果関係が存在する」 カント:批判哲学 「人間は経験から知識を得ている、しかしそれはそれぞれ特有の形式で受け取られ、経験によらない先天的なもので受け取られる」 「経験した対象【りんご、メロンなど】は空間的時間的に相違するものだが、それを見る、食べる、という経験は共通してる」「生物はそれらが固有で持つ感覚器官によって世界を捉えている。イソギンチャクは上から落ちてくる餌を食べるだけで生きているため、時間と共に色が変わる一次元の世界に生きてる筈だ」「つまり、本当の世界を知ることは不可能。人間に持ってない感覚器官をもつ生物がいる限り」 「真理とは、人間の上位存在であり、人知を超えたもの」 ヘーゲル:弁証法
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