なぜ漱石は終わらないのか
河出文庫
石原 千秋 / 小森 陽一
2022年3月8日
河出書房新社
1,342円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
漱石研究をリードしてきた二人が、難解とされる『文学論』を明快に解きほぐすことから始め、『吾輩は猫である』から『明暗』に至るまで、小説十四作品を取り上げて、漱石文学の汲み尽くせぬ読みの可能性を阿吽の呼吸で掘り起こす。近代文学は終わったとしばしば言われる。しかし漱石文学は、まだまだ終わりそうにないー。作品あらすじ、登場人物相関図、漱石略年表付き。
本棚に登録&レビュー
みんなの評価(1)
starstarstarstarstar 5読みたい
0
未読
0
読書中
2
既読
2
未指定
11
登録しました。
close
ログイン
Readeeのメインアカウントで
ログインしてください
Readeeへの新規登録は
アプリからお願いします
- Webからの新規登録はできません。
- Facebook、Twitterでのログイ
ンは準備中で、現在ご利用できませ
ん。
シェア
X
LINE
リンク
楽天ブックスサイト
楽天ブックスアプリ
© Rakuten Group, Inc.
キーワードは1文字以上で検索してください
眺 良太郎
英文学者としての漱石作品を新しい視点から照射
いきなり、イギリス内のコロニアルな構図の話から始まり、漱石と英文学との関係の話題が続く。文学論は読者論だというのも面白い。たいへん興味をそそられる展開。対談が収録された本は、安易に制作されて深みがない場合が多くあまり好きではないのだが、この書は違うようだ。
全部を表示いいね0件