古井由吉自撰作品(3)

古井由吉

2012年9月30日

河出書房新社

3,520円(税込)

小説・エッセイ

初期長篇三部作の第二巻。崩壊の発端を細密に描く「栖」、人間の関係の迷路をめぐって生の闇を暴く短篇集「椋鳥」。古俗と聖性の土地から都市へ、性と出産、関係の失墜、狂気の進行。人間の営みの深い淵をえぐり、現代の男女の危うさを定着した著者円熟期の傑作。

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Readeeユーザー

(無題)

-- 2018年05月12日

「人形」読了。 この本には収録されていない。 この作品がというわけではないが、刻一刻変幻する意識の無意識の流れ、光明と暗黒の深淵(まぁこちらが主流である)が連綿と訪れるところがこの作家の魅力。 性的な話が陰鬱だがエロティック。 平野啓一郎の言う通り「ドストエフスキーの場合、キリーロフはどこまでもキリーロフなんですがそれは違うと思う」というのは本当で、人の心はこんな風に対人において、内面の時間において多様なもの。 心が沈みがちな時に読む作品群ではないと知りつつ、郷愁もあり奇妙に惹かれる作家。

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