塗りつぶされた町

ヴィクトリア期英国のスラムに生きる

サラ・ワイズ / 栗原 泉

2018年6月28日

紀伊國屋書店出版部

2,970円(税込)

人文・思想・社会

19世紀末、繁栄のきわみにあった大英帝国の首都に すさまじい貧困のなか6000人が暮らすスラムがあったーー 都市型スラムの原型ともいわれるイースト・エンドのニコル地区は いかに生まれ、消えていったのか 社会主義や優生学など当時生まれた思想はいかなる影響を与えたのか 福祉制度の成立にいかに寄与したのかーーその歴史に迫る 「徹底的にリサーチされた、傑出した社会史。対象に向けた視線が優しい」(インディペンデント紙) 「聡明な歴史家サラ・ワイズが手がけた本書は、ヴィクトリア期の悲惨を描いた表面的なメロドラマにはならない……ここには本物の人生が描かれている。表立って語られずとも、読者は今の時代に通じるものについて考えないではいられない」(デイリー・テレグラフ紙) 「ニコルは今日における都市型スラムの原型であった。本書を読んで、驚愕せよ」(ニュー・ステイツマン誌)

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