ゼロと無限の科学

ニュートンムック

2006年3月31日

ニュートンプレス

2,530円(税込)

科学・技術

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Readeeユーザー

無限とは理想である

starstarstarstar 4.0 2019年08月28日

足立先生(早稲田大学)の言葉が印象的でした。 本書の構成はゼロの概念がどう始まり、どう数学に適用されたか、そして自然科学へのゼロの存在を量子から宇宙まで適用しており読み応えがありました。 また無限についてはどの場面においてこの概念が創生され、無限の濃度から無限のありようまで述べており無限の入門書としては読みやすいと思います。 インタビューとしてビレンキン博士とペンローズ博士の意見が掲載されており、ゼロと無限の各専門家の意見が知れたのは良かったです。 最後の章のQ&Aは足立先生が執筆しているそうですが、ゼロ・無限における深い考察に至るまでのキーワードが示されてます。気になった事柄を専門書で深めるのも良い手です。 ゼロ・無限から始まり数学の存在まで記してあります。数学に興味がある方は必読です。今後の数学への捉え方が少し変わるのでは。

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