量子力学論争

セレリ,F. / 櫻山 義夫

1986年1月1日

共立出版

2,200円(税込)

科学・技術

量子論は、決して哲学的に中立ではない。それどころか、自明だと思われる物理的実在性の考えと矛盾する予言に導く。量子論が正しいとすれば、実在のとらえ方を考え直さねばならないことになる。量子論をめぐって起こった賛成派(ボーア、ハイゼンベルク、ボルンら)と反対派(アインシュタイン、プランク、ドゥ・ブローイら)との論争は、哲学的立場の根本的な相違に起因する。この論争は、部分的には今までの物理学の限界にまで挑戦する新しい実験によって再燃した。哲学的に大きな影響を及ぼす帰結に導かれる可能性も出てきている。

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