ウラルの核惨事
ジョレス・メドヴェージェフ、ロイ・メドヴェージェフ選集
ジョレス・メドヴェージェフ / 佐々木洋
2017年5月31日
現代思潮新社
3,960円(税込)
科学・技術
旧ソ連体制下で隠蔽された核事故ー1957年、旧ソ連南ウラル地方で放射性廃棄物貯蔵所が爆発した。『ルイセンコの興亡』を米国で出版したことにより精神病院に収容され、その後ソ連国籍を剥奪された著者は、英国滞在中に検閲済みのソ連当局の資料を解読し、この事故を1976年に「ウラルの核惨事」として公表した。ソ連をはじめ、米・英も事故を否定。ようやく、チェルノブイリ事故後の1989年になって事故を認めたー。福島第一原発事故に関する論文のほか、新論稿を増補収録した決定版。
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