標的

長篇ポリスサスペンス

広済堂文庫

龍一京

2000年8月31日

廣済堂出版

618円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

失踪した小野川利美の「殺される!」という緊迫した電話が事件の始まりだった。警察庁捜査一課の北条千里は、利美の恋人で生命工学研究者・松山勇二の身辺を探る。そこには高価な天然香料を人工的に造る松山の技術に群がる利権争いがあった。利美がこの暗闘の罠に陥ったことを直感した千里だったが、犯人は、利美の両親を惨殺し、さらに関係者を次々に襲っていった。犯人の次なる狙いを読んで、女刑事が東北道を駆ける。

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