銃弾

暴き屋

廣済堂文庫

南英男

2014年1月31日

廣済堂出版

712円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

渋谷のレストラン、衆人環視の中、高校生が四十代半ばの男にシグP220の銃弾を浴びせた。その直後、奥のテーブル席で少女が椅子から転げ落ちる。流れ弾に首筋を貫かれたのだ。昏睡状態となってしまった少女の名は詩織。「暴き屋」瀬名渉の実姉の愛娘だった。犯人は雑誌の読者モデルで覚醒剤と大麻の常習者今村譲司。怒りを秘め、裏社会の男三人と女一人が、未成年の怪物が生まれた真相に迫る。

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