およもん
妖怪大決闘の巻
廣済堂文庫
朝松健
2014年10月31日
廣済堂出版
712円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
濃州の霧賀藩上屋敷の金蔵から、千両箱が盗まれる。皆が「およッ!」と叫びながら失神している間に盗まれたとあっては仕方ないのだが、およもんの仕業と疑われる。だが、その時刻、およもんは居候している長屋で、福井淳之介とその娘の咲月の横で、ぐっすり寝ていたのだった。一度は町方に捕らわれたおよもんだったが、今度は盗賊に連れ去られ、金蔵破りの手伝いをさせられそうになる。かわいい正義の子ども妖怪だと思われていたおよもんは、実は恐ろしい存在なのだろうか。妖怪の王ともいわれるおよもんの真の姿が明らかになる!
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