白昼の処刑

鬼刑事とおそれられた牛尾克巳は、一人娘で高校生の香織の自殺を契機に、１９年間つとめた刑事を辞めた。妻を病いで亡くし、最愛の娘までも失って憔悴しきった牛尾に追いうちをかけるように、香織の日記から驚愕の真実が…！罠にはまった香織は、レイプされ、シャブ漬けにされたうえに、売春までさせられていたのだった。怒りに震える牛尾は、密かに香織の所属していた組織に近づき、容赦ない手口で復讐を果たしていくが…！？愛するものを失った元刑事の血塗られた復讐を、パワフルに書き下ろした長編ハード・バイオレンス小説の会心作！