伊香保殺人事件
長編推理小説
カッパ・ノベルス
内田康夫
1990年9月1日
光文社
859円(税込)
小説・エッセイ / 新書
浅見家のお手伝い・吉田須美子が警察に連行された!群馬県吾妻町で起きた、焼死事件の殺人容疑者としてである。事件の被害者・大戸美智夫は、政界に触手を伸ばす金融会社の専務で、妻・世志子とともに失踪中だった。さらに、日本舞踊桃陰流の幹部でもある世志子が、伊香保町ロープウエイの崖下へ転落死した。桃陰流の後継者争い、選挙資金をめぐる葛藤・伊香保で晩年を過ごした竹久夢二の不可解な過去-三つ巴の謎に挑む浅見光彦の前に、若き名取りが現われて…。名湯・伊香保を舞台に、戦慄と殺意が奔る。人気爆発の“ミステリーの名手”が、満を持して放つ“旅情ミステリー”の白眉。
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