「平和」の歴史

人類はどう築き、どう壊してきたか

光文社新書

吹浦忠正

2004年5月31日

光文社

825円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

悲しいことだが、古今東西、人類の歴史は戦争の連続であった。有史以来、世界で戦争がなかった年はわずか十数年だという学者もいる。戦争の原因は、さまざまなかたちの欲望や他国に対する恐怖心への対抗などであったが、それでも、世界のすべての人が平和を希求し、さまざまな手法で模索し続けてきたのもまた事実だ。この現実の矛盾する構造は、二一世紀の現在も基本的に変わっていない。本書は、過去から現在まで、人類がどのように平和に取り組み、それがどう成功し、どう失敗してきたかをテーマごとに考察し、その中から現代の国際政治がいかにして平和の確立を図るべきか、ヒントを探ろうとする試みである。

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