わかったつもり

読解力がつかない本当の原因

光文社新書

西林克彦

2005年9月30日

光文社

770円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

「わからない」ことよりも、「わかったつもり」でいることの方がはるかに問題だ!理解力・読解力を磨くための一冊。

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

長江貴士

書店員

西林克彦「わかったつもり 読解力がつかない本当の原因」

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2019年12月19日

みんなのレビュー (3)

Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2022年06月05日

本を読んだ時に後から理解できていない!という現象について解説してくれている。本を読むときは文脈が非常に重要であり、また、一度読んでもそれは「わかったつもり」であるということを意識して本を読むことが重要である。本を読んでいると「わかった!」と思ってもそこには自分の中にあるステレオタイプ的な考えが必ず潜んでいる。

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Tojo Hiroyuki

(無題)

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3.6 2022年04月08日

本書を手に取り自分自身に課題提起した時点で、かなりいい線いっている自分。 わかったつもりの陥りやすい要点、陥らない方法が書かれる。 特になるほどと思ったのが「文脈」によって文章を解釈しているという点。この読み違えは細かい単語なんて軽く無視してしまう。読みたいように読んでしまう。 これは延々と噛み続けられるテーマ。 わかったつもり。理解の深度はどこまでもわかったつもりの疑いは免れない。そういう前提に立ってできるだけ客観性を持った文脈を捉えるしかない。それは多分多くの知識とフラットな価値観が大事。

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astoi

文章の理解で「わかったつもり」になってる原理が「よくわかる」

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4.6 2021年01月23日

「Factfulness 」や「知ってるつもり無知の科学」のように自分の間違った理解を気づかせてくれる本 本当にわかるということはなくよりわかるために努力を続けるしかないという筆者の考えがよくまとまっている。

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