4-2-3-1
サッカーを戦術から理解する
光文社新書
杉山茂樹
2008年3月31日
光文社
946円(税込)
ホビー・スポーツ・美術 / 新書
これは、ピッチ上に描かれる“デザイン”についての本だ。つまり、サッカーゲームの進め方の話であり、戦術の話であり、布陣の話である。「やっぱり、4バックより3バックのほうがいいよね」「オレは4-3-3が最強だと思うけど」といったサッカー談義をよく耳にするが、いくら熱っぽく、理屈っぽく、監督目線・評論家目線でその理由を語ったところで、ベースとなる戦術や布陣に対する知識がなければ、まるで説得力はない。しかし残念なことにその知識は、欧州では日常的に語られていても、いまの日本では満足に語られるものではない。いや、むしろすっぽり抜け落ちているものだと言っていい。けっしてまだ、「常識」ではないのだ。-本書では、攻撃サッカーを象徴する現在流行の4-2-3-1をはじめ、サッカーの代表的な布陣を戦術的な観点から分かりやすく解説していく。
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(無題)
トルシエ監督やジーコ監督の時代のフォーメーションを教材にしているので、世代の違う方には退屈かも知れません。投手内野外野とか知っている方が野球観ていてより楽しくなるのと同じで、フォーメーションを知ってサッカー観る方が楽しいと思います。冒頭に関しては、サッカー初心者の方が読んでサッカー観るのが楽しくなると思います。WCまでのザッケローニ監督時代の4231は観ていて楽しかったです。サイドが重要と書いていましたが、戦術も流行廃りもあるし、強力な選手がいたら戦術なんて変わるものだと思います。
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