1日で学び直す哲学

常識を打ち破る思考力をつける

光文社新書

甲田純生

2013年8月9日

光文社

858円(税込)

人文・思想・社会 / 新書

大学の教養課程の講義を再現!ソクラテス、カント、ヘーゲル、ハイデッガー…あの頃よりも今のほうがきっと理解できる!時間は逆には流れない?人はどんなときに滑稽に見える?卵と鶏ってどっちが先?悩み抜いて見出された、哲学のエッセンスを知る。

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Mr.D

門は広いが奥は深い

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3.9 2019年02月14日

ソクラテスからハイデガーまでをひとつの流れとして据えているのとと紹介する哲学者の数を絞っていることで、総集編としては思えないほどしっかりとそれぞれの哲学を学べた。 入門書として読んでみたが、特に近代の哲学者にまで初期のギリシャ哲学の考え方が素地として息づいていることに驚いた。科学や数学、哲学事態の発展に伴い古い思想は淘汰されているものだとばかり思っていた。しかしそれは間違いで例えばプラトンのイデアという発見は[観念]や[永遠不変なるもの]として後の哲学の根幹に影響を与えており、アリストテレスが不変なるものを質と形に分け、そこにハイデガーは時間という概念をもって更に思考を押し進める。 またとにかく全体を通して一貫しているのは存在への懐疑。常識を疑うならまだしも、例えばベルクソンの時間が流れるとは考えずにただ単に状態が持続しているという発想は凄い。この本の中でも触れられているが空間化=(イメージ)しないと理解できない概念を言葉で徹底的に色んな角度から分析する凄まじさは想像もつかない。 そんな、ありとあらゆる言葉とそれを用いた思考で、物の認識、原因、質と形、観念、自我、時間、空間、生と死を語る哲学の歴史の深さを知る良い入門書だと思う ただやはり分野によっては歯切れの悪い説明に留まっているものも見受けられるように感じたが、概ね満足

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