
「育休世代」のジレンマ
女性活用はなぜ失敗するのか?
光文社新書
中野円佳
2014年9月17日
光文社
968円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
昔に比べれば、産休・育休や育児支援の制度が整ったかに見える今、それでも総合職に就職した女性の多くが、出産もしくは育休後の復帰を経て、会社を辞めている。男性と肩を並べて受験や就職活動にも勝ち抜き、出産後の就業継続の意欲もあった女性たちでさえ、そのような選択に至るのはなぜなのか、また会社に残ったとしても、意欲が低下したように捉えられてしまうのはなぜなのか。この本では、実質的に制度が整った二〇〇〇年代に総合職として入社し、その後出産をした一五人の女性(=「育休世代」と呼ぶ)に綿密なインタビューを実施。それぞれの環境やライフヒストリーの分析と、選択結果との関連を見ていく中で、予測外の展開にさまざまな思いを抱えて悩む女性たちの姿と、その至らしめた社会の構造を明らかにする。
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mie
育休中に
読みました。今後どのように働いていくべきか、考えるきっかけになりました。でもどちらかと言えば、人事の方や、育休中の部下を持つ上司の方々に読んで欲しい、そんな本でした。
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