サルバルサン戦記

秦佐八郎世界初の抗生物質を作った男

光文社新書

岩田健太郎

2015年3月17日

光文社

902円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 新書

島根県出身の細菌学者・秦佐八郎(1873〜1938)。現在の日本ではそれほど知られていないが、当時難病だった梅毒の特効薬「サルバルサン」(世界初の抗生物質)を、ドイツのパウル・エールリッヒ(ノーベル生理学・医学賞受賞)と共に開発し、多くの人の命を救った男である。その秦佐八郎の人生を、現代の感染症界のエースであり、同じ島根県出身の岩田健太郎が、ノンフィクション・ノベルとして描きだす。佐八郎と当時の名だたる研究者との交流や葛藤、また彼らの生き様を通して、研究とは何か、実験とはどういうものなのか、科学者として頭がよいとはどういうことなのか、研究者に特有のプライドや競争意識と研究倫理など、現代に通ずるテーマとして問いかける。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(1

starstarstar 3

読みたい

2

未読

0

読書中

0

既読

6

未指定

5

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください