沃野の伝説(上)
長編推理小説
カッパ・ノベルス
内田康夫
1997年3月5日
光文社
859円(税込)
小説・エッセイ / 新書
京北食糧卸協同組合理事・坂本義人が水死体となって発見された。死の直前の坂本に電話をした人物が、なんと名探偵・浅見光彦の母・雪江!浅見は雪江の命を受け調査に乗り出す。一方、長野県経済連で六億を超えるヤミ米横流し事件が発覚した。容疑者・阿部隆三は失踪中。その阿部が、死亡した坂本と連絡を取り合っていたことから“長野のコロンボ”竹村警部が捜査に。竹村とともに阿部隆三宅を訪ねた浅見は、阿部の娘・悦子に父親の汚名を雪ぐことを誓い、単身、新潟に向かうが…!基幹農産物・コメを巡る光と闇!食糧問題を鋭く抉る、著者渾身の超大推理傑作。
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